開花がまた遅れるね   &ララランドの余韻や春樹文学についての覚書、言い忘れていたことなど

 寒ーーい! 
 せっかく昨日は暖かく、春の陽気を感じたので、今日あたりから開花し、週末はお花見に善男善女が集うだろうと思っていたのに。  この無情な氷雨は何?
 
 朝から、ぽつりぽつりで、案山子さんは早速散歩中止のメールを送ってきました。
 そりゃあ、案山子さんは、議会最終日の今日、総括質問をすることになっていたはずで、風など引けないし、質問原稿の推敲が大変だからね。
 はい、そこで、僕は独り傘をさして、薬師堂に行ってきました。


 薬師様、僕の親しいみんなや家族の健康を守り給え。
  
 で、散歩の途上にある桜もこんな状態。

 はい、「お預け」     「ワン」  聞き分けの良い僕です。

 さて、週末見る映画は、ぽん太のご主人夫婦の強い推薦によるこれです。

 そう、ララランドの監督「デミアン・チャゼル」の監督・脚本の映画ですねw
 これは、そう、「余韻」です。
 それにしても、ファーストネームが「デミアン」かあ。
 大学1年の時、お茶大の4年だった超別嬪の従姉妹のY姉さんが推奨の本の題が「デミアン」だったなあ。  著者は、ヘルマン・ヘッセですね。  うーーん、姉さんへの憧れついでに早速読んだけど、ちょっと倫理主義的すぎて今ひとつだった。 姉さんはどこに感動したのだろうと、不思議に思った記憶があります。

 あれY姉さんの写真がない。
 その分 懐かしい別の写真が出てきました。
 安西先生のよく知っている兵庫県加古川東高校の秀才、大親友の今は亡き萩原君です。


 一枚目は、大学同級生の吉原君の家で、彼とごちそうになったときの写真です。 
 あいつ、酒に弱かったからなあ、すぐ真っ赤になって。

 吉原君は、警察官僚のご子息で、人格者でした。  何よりも優しかった。 秀才でした。
僕が学生運動をしていること、そしてそれに挫折したことも知っており、4年生の卒業試験が大学側のロックアウトでレポート試験になったとき、わざわざ横浜から北区滝野川の僕のアパートを訪ねてくれ、「ほら三井、これを写して出せ。」と言って、全科目の模範解答的答案をもってきてくれました。 おかげで、大学の授業は1年次の科目の半分の最初に一時間しか出ず、もちろん民法などの専門科目は一分も出たことはなく、革命と闘争、酒とバラの日々に明け暮れたていた僕も、無事卒業できました。 ただし、翌年です。 これはアホなことに必修科目の英米法の彼のレポートが気に入らず、じぶんでマルクス主義的に改変して出したら、その答案のみ不可となったからです。 ほんとにアホや。  そう言えば二年時のドイツ語の試験の時、彼の答案を見せてもらおうとしたら、試験官に目をつけられ、ただし、まだ見ていなかったので、僕の答案は白紙の状態だったので、試験官から学生証ををまじまじと見られ、「三井君というのかね。」と言われて、暗に警告を受けただけですみましたが。  はい、答案の欄外に、「可をください」と書いたら、白紙でも可をくれたいい時代でしたw
 
 二枚目は、安西先生や、大分から来たO君と萩原君達と、日光から中禅寺湖に行ったときの写真です。  カメラは案山子さん提供。  写すのが僕や案山子さんでないから、多分萩原君だったので、なんとまあ、僕らがゴミのように小さい写真ですねw

 そのほかの写真も出てきましたが、後は後日ねw

 あらら、思わず時間が経過。 ちょっと疲れたので、一旦休憩。  後ほど、今日のお題について続編を書きますね。  はい、休憩! 

 夕ご飯食べて元気が出たので、再開します。

 そうそう、言い忘れていたこと。  「古代オリエントの生活」で感心したことを追加します。
 みなさんは、なぜ古代オリエントやヨーロッパで小麦をパンにして食べるのかわかります?  稲のようにその粒一つ一つ食べればいいのに。
 はい、これは、お米に比べ麦では胚を包む殻が硬くてつぶして引かなくては取り出すことができず、必然的に粉上になるため、水を混ぜて焼いて食べる=パンにして食べるようになったとのことです。 なるほどね。 子供のころ、なんで外人はお米を食べず、パンを食べるのか疑問だったからねw 今解決です。

 さて、春樹本の秘密ですw  

今「騎士団長殺し」の1部があと30ページになりました。来週中には読み上げますね。  で、人気の秘密について思ったこと。   章ごとに謎ときを入れること。 推理小説的重面白みによる吸引力ですね。  次に、音楽についての造詣の深さです。 本をいったん読んで、それから場面場面に出てくる音楽を実際聞いてみる、ジャズであろうとクラシックであろうと。  そうすると3倍も4倍も作品を楽しめます、きっと。 あれ、凡庸な寝言ですね。  はい、打ち切り。  読み上げてから、まとめます。  羊頭狗肉でした。 ごめん。

 さて明日は、知り合いの絵画展に行って、打ち合わせをして、そうそう、セッションを見て、夜は一土こん会です。   うれしい。
 では皆さんも、わくわくする週末をお過ごしください。  またね、またまたねw                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

投稿者: mitsui

福岡県久留米市生まれですが、一つのときから大分で育ち、ほぼ生粋の大分県人です。 家業が屋台のおでんやでしたので、おでんの産湯で育ったとお想い下さい。小学生の頃の夢をかなえた幸せ者ですが、その分夢現の境無く事件に追われまくっている毎日です。 それでも、被害者支援をライフワークとして最晩年を過ごせる喜びはまた深いですよ。 

「開花がまた遅れるね   &ララランドの余韻や春樹文学についての覚書、言い忘れていたことなど」への1件のフィードバック

  1. もう40年以上経つ懐かしい写真です。二人の写真は小生が撮ったかも。
    レポート提出で単位取得出来たり、設問とまったく関係のない課題を自分で作ってそれなりに回答したら、可をくれたりいい時代でした。

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