素晴らしい映画の紹介 & 警告の転載

 昨日、正月休み明けの一日を過ごしたのですが、朝起きると、体が何となくぎこちなく痛い。 鈍ってますねえw
 はーい、今日事務所の帰りに鍼に行こうっとw

 さて、「アリー」と言う素晴らしい映画を前回紹介し、借りてきたDVDはつまらないと言っていましたが、目が覚めるほど素晴らしい映画に遭遇しました。   題して、「あなたの旅立ち、綴ります。」。  ほんとに邦題は、クソです。原題の「The last word.」の方がやはりぴったりです。

 とにかく見てください、特に社会で悪戦苦闘しながら自分を活かそうとしている女性の方たち!
「Don’t Have a nice day.
Have a day that’s true.
Have a day that means something.
良い一日を過ごさないで。
本物の一日を過ごして。
意味のある一日を過ごして。

Mistakes make you.
失敗があなたをつくる。」

Fail spectacularly.
When you fail, you learn.
When you fail, you live.
思いきり失敗しなさい。
失敗してこそ学べる。
失敗してこそ人生。
 「ナイスな一日ではなく、意味ある一日を過ごすこと!」、主人公(シャーリ・マックレーン)が、朝のラジオ番組で、DJとして語り掛ける第一声です。  この言葉をかみしめるだけで、いい日を送れますね。
 うーん、脱帽。  素晴らしい映画でした。

 さて、警告とは、福島での避難地域帰還に対する政府の悪行を頭に刻み込むべきだと言うことです。
 国連の人権理事会が勧告したところ、それを報道したテレ朝のニュースが、速攻削除されたそうです。  何という、政府による言論統制!  今の時代を象徴しています。  忘れてはだめですね。  で、
 元の考え方はこうです。 このブログで掲載されています。
(疲労困憊したおじさんのブログ
元原発作業員 基本は反原発(https://ameblo.jp/masaya1015/)

「「「子供や女性は帰還しないで」 国連の声明
2018-10-27 18:57:32

テーマ:原発と社会
 福島の原発事故を巡って国連人権理事会は、放射線量が高い地域への子どもや女性の帰還をやめるよう日本に求める声明を発表をしました。

 「我々は今後、福島で生まれ育つかもしれない、子どもたちについて特に心配している」・・・国連人権理事会の特別報告者は25日、福島原発事故の後、日本政府が避難指示の解除要件の一つのしている「年間20㍉シーベルト以下」という被ばく線量について、事故前の安全とされていた「年間1㍉シーベルト」以下にすべきだと述べました。その上で、子どもや出産年齢の女性について、年間1㍉シーベルトを超える地域への帰還をやめるよう日本政府に要請しました。これに対して日本は帰還は「強制しておらず、放射線量の基準は国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に基ずくものだ」と反論しました。・・・・

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000139375.html

強制していない?そもそも、「国際放射線防護委員会」なるものは・・

 

 小出:ご存知だと思いますが、この日本という国では普通の人々は1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないし、させてもいけないという法 律がありました。それに対して、私のように放射線を取り扱いながら仕事をし、給料をもらっている人間は1年間に20ミリシーベルトまではいいだろうという 法律があったのです。

 では、なぜ1ミリシーベルトや20ミリシーベルトという数字が決まったかというと、それまでの被曝なら安全だから、ではないのです。被曝というのは どんなに微量でも危険があるということが現在の学問の到達点です。20ミリシーベルトは当然危険だけれども給料をもらっているのだから我慢をしなさい、と いって決められたわけです。

1 ミリシーベルトにしても、危険がないわけではない。けれども、この日本で住むからにはその程度は我慢をしなさい、ということで決められていたのです。です から、1ミリシーベルトも20ミリシーベルトも科学的に安全な基準でもなんでもなくて、いわば社会的に決められた値だったのです。

 

R:それでは、今回原子力規制委員会が帰還住民の年間被曝量として「健康上大きな問題はない」とした20ミリシーベルトという数値も、社会的な値というわけですか。

小出:その通りです。残念ながら、福島第一原子力発電所の事故が起きてしまい東北地方と関東地方の広大な地域が放射能で汚されてしまいました。そう なると、今までの法律はもう守ることができない、今は平常時ではなくて、緊急時なのだから、住民に被曝を我慢させるしかないというふうに国が踏んだわけで す。

R:国際的に見て、それはおかしいのではないですか。

小出:世界にはICRP(国際放射線防護委員会)とか、IAEA(国際原子力機関)という組織があって、事故などの緊急時には1 ミリシーベルトから20ミリシーベルトぐらいの被曝はもう我慢させなさいという勧告を出しているのです。それを利用して日本でも20ミリシーベルトぐらい までは我慢させてしまおうということを決めたわけです。

R:緊急時には仕方がないとのことですが、福島の事故から3年が経とうとしています。緊急時は何年続くのでしょうか。

小出:分かりません。ICRPやIAEAが言及していた緊急時というのは、ごく短期を想定していたと私は思います。けれども、福島の事故で被曝をしている人たちは、これからもおそらく何十年という単位で被曝をしていきますので、これを緊急時とは呼べないと思います。

R:緊急時についての定義・期間は、勧告の中には何も書かれていないということですか。

小出:そうです。

R:一方で、安倍首相は五輪招致の時に「コントロールできている」と言っていましたが、日本政府としては基本的には緊急時ではないということを国際社会にはアピールしたいようですね。

小出:ようするに嘘をついているわけですね。

R:IAEAなどの国際機関が日本に対して「緊急時ではない」という勧告をする可能性はないのですか。

小出:多分ないと思います。IAEAはもちろんICRPも、私は原子力を推進するための団体だと思っています。彼らが予期しないような形でもうすで に福島の事故が起きてしまっているのですから、そうなると、原子力を推進するためには住民に何がしかの我慢をさせるしかないとIAEA もICRPも思っているはずです。結局彼らは20ミリシーベルトを福島の人たちに押し付けるという役割を果たすだろうと私は思います。

R:2013年11月の会合では、帰還時の被曝線量の測り方を、個人に線量計を配布して測ってもらうという方法に切り替えるとのことです。内閣府に よれば、現行方式よりも被曝線量が7分の1になり、除染費用が下がるということですが、個人として測るとそんなに変わるものなのですか。

小出:多分、そんなに変わることはないと思います。個人の線量を図るということは必要だと私も思います。ただし、それだけで済ますのではなく、いわゆる現場の汚染がどれだけだということをきっちりと知らなくてはいけないと思います。

R:個人と現場の二つを測るということですか。

小出:例えば、私自身は京都大学原子炉実験所で放射線を取り扱う仕事に就いています。そのため個人線量計を常に持っています。それだけではなくて、 京都大学原子炉実験所の放射線管理区域ではこの場所がどれだけの被曝をしてしまう、こっちの場所はどれだけだ、というように、それぞれエリアごとで、被曝 線量を測定するということをやっているわけです。

その結果、放射線量の高いところにはなるべく近づかないようにしようとか、そういうところでどうしても作業する場合には時間を短くしようと考えることができるわけです。

福島の場合も、それぞれの場所がどれだけの被曝線量になっているかということをまずはきっちりと調べてそれを住民たちに知らせるということをやるべきだと思います。

例えば私が考えているのは、電信柱ごとに、この場所は1時間あたり何マイクロシーベルトになっているかということを常に表示することです。そうすることで、住民たちはどの場所が危ないかということを知って、自分で行動を選択できるようになります。

R:自分の住む地域の詳細な線量を知ることができ、かつ、自分自身の個人線量計も持つ。これが望ましいということですね。

小出:そうです。二重にやるべきだと思います。 」

 ううむ、容易ならざる事態はさらに進行中ですね。
 では、皆さんも心して。   さっきの映画も、「アリー」も、「ボヘミアンラプソディー」も、みんな見てね。  じゃあねw

     」