誕生日のその日の思い

 「クリストフは冷たい河の中、両腕でしっかり支えながら、背中に重い何かを背負い、対岸を目指して歩き続けた。時には河の流れに足がもつれ、転びそうになりながら。時には流れる河の水の冷たさにかじかんだ腕から何かを落としそうになりながら。  そして、ようやく対岸にたどり着いたクリストフは、背負っていた何かに尋ねた。『お前はだれか』と。そのなにかは答えた。『私は生まれ出る新しい日だ』と。」
 ロマン・ローランの『ジャン・クリストフ』の最終章は、大略こう終わります。
 僕は、高校二年生の僕は、真夜中に読了し、感動のあまり泣きながらこの本上下二冊を抱きしめて、工業高校の友人宅に行き、感動を伝えました。
 あれから歳月が流れ続け、対岸に、よれよれになりながら、新しい日を渡すのは僕の務めです。  
 対岸まであとわずかだ!  頑張れ!」
                    2021年9月20日 朝。

 と、覚悟しています。
 では、昨夜の月景色から。

 で、今朝の散歩の様子です。

 敬老の日でしたので、母に孫たちからの花を届けました。

 僕にも子供たちから花がw

 ではでは、新しい日々に生きていきます。  よろしくお願いします、ねw
 

投稿者: mitsui

福岡県久留米市生まれですが、一つのときから大分で育ち、ほぼ生粋の大分県人です。 家業が屋台のおでんやでしたので、おでんの産湯で育ったとお想い下さい。小学生の頃の夢をかなえた幸せ者ですが、その分夢現の境無く事件に追われまくっている毎日です。 それでも、被害者支援をライフワークとして最晩年を過ごせる喜びはまた深いですよ。 

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