今日は重要な集中証拠調べがあるというのに、アホな解散があるとのことで、一言。 本来、総理に解散権はなく、内閣にありますが、それは衆議院で内閣不信任案が可決され、または、信任案が否決された時だけです。 いわゆる7条解散説がありますが、これは日本国憲法が、純粋共和制ではなく天皇制と言う君主制との妥協の産物故、君主制の名残から、解散を天皇の国事行為と規定していますが、国事行為をするか否かにつき天皇に判断権限はなく、内閣にあり、内閣は共和制の原則から、先ほど書いた通り、不信任の時だけに解散できるのであって、それがオールマイティにできるなどと言うことは、三権分立の原則違反です。 だから、解散は、総理の専権だとか、大権だとか言っている輩は、単なる独裁主義者なので、民主制にとっての敵ですね。 はい、昨日の記者会見については、とりあえず、「在野のアナリスト」さんの的確なコメントを紹介します。
成程と納得しますよ。
引用始め「安倍首相の解散会見。国難突破解散?
小池東京都知事が新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就任する意向を示しました。都議選圧勝後、すぐに都民ファの代表を下りたのも、こうした動きを想定したものでしょうし、今ここで国政の小池新党が惨敗すれば、小池氏の勢いも殺がれる。そう判断してのことでしょう。しかし各政党からの寄せ集めとなり、「ごぼう抜き」ならぬ「希望抜き」となりましたが、集まったのは「きんぴらごぼう」ならぬ「チンピラ希望」では心もとないのであり、溜まるアク(悪)を抜かないと食べられたものではなくなるのでしょう。
安倍氏が臨時国会で冒頭解散を表明し、記者会見を行っています。選挙前なので大風呂敷を広げるのは仕方ないとしても、これだけ嘘とゴマカシにまみれると、言葉は悪いですが、よほど頭が悪いのか、嘘つきなのか、それともその両方なのか、と思わざるを得ません。「国難突破解散」と銘打ち、これまで見向きもしなかった『少子化対策』と、危険を煽るだけの『北朝鮮問題』を取り上げました。
しかし安倍氏の語った『少子化対策』は、子育て支援です。育てやすくなれば子づくりに励むだろう、などというのは大間違いです。3人目を産んだら補助金をだす、不妊治療を無料にする、育休を3年確保し、職場復帰できるよう法的に規制する。等々、行うべきことは山ほどあるのに、教育量無償化しか出てこない。これまで歯牙にもかけてこなかった問題だから、何をしていいか分からない。選挙公約だった待機児童ゼロをあっさり撤回したように、物事の本質も分かっていないから、対応も頓珍漢にしかならないのでしょう。
北朝鮮問題では、だらだらと日朝の経緯を嘘を交えて語りましたが、最後に拉致問題にふれて「拉致問題の解決に向けて、国際社会でリーダーシップを発揮し、全力を尽くして参ります」で、41文字。しかもどうやったら解決できるか、といった策もない。中身なし、やる気なし、が鮮明です。それは圧力などかけていたら、いつになっても話し合いができず、要するに北朝鮮の出方次第でしかない。リーダーシップを発揮? 当然、日本の問題ですから自国で解決するのであって「米大統領に言及してもらった」などという時点で、本人に解決する術もない、ということを如実に示すのでしょう。
税金の使い道を変えるから、解散する。という文言はさらに怪しい。「税こそまさに民主主義」と語りましたが、寡聞にしてそんな言葉は知りません。北朝鮮のリーダーは選挙を経ていない、と間違った認識も示す。北朝鮮も選挙はしていますが、選択肢がないだけです。さらに民主党政権でも税を争点に選挙した、3年前も再増税延期を争点に選挙した、としますが、3年前は自ら勝手にそれを争点にした上で、自民ポスターには全く違うことを書くなど争点化しなかった。民主党の野田政権のときは、増税と選挙制度改革を引き換えにして与野党が選挙をすることで合意したから、そうなっただけです。
しかも全世代型社会保障とする税の使い道で、高校教育無償化も「真に必要」な子供と、制限つき。誰がその「真に必要」かどうかを審査するのか? それ次第では全員が教育を無償で受けられるわけではない、ということです。そもそも税金の使い道を、民主党政権で増税を決めた選挙ですら問うてはいないのです。それを安倍氏の都合で変えるから改めて問います、という理屈がおかしい。さらに、それが冒頭解散をする理由にするのは、大義どころかスジ違いです。国会で話し合いによって変えればいいだけのこと。国会で少しでも議論し、埒が明かないから、であれば冒頭解散も理解が得られるでしょう。
安倍ノミクスの成果、とするものは嘘だらけ。「国難突破解散」としましたが、むしろ安倍氏の主張通りに政策が変更されたら「国難増加解散」にしかなりません。選挙で過半数が勝敗ライン? それで選挙で信任を得た? そんなものは党内から引きずり降ろされるだけでしょう。やっと少子化に問題意識をおいたことは評価できても、5年間放置され続けてさらに問題が拡大し、かつ語る対策は、まったく効果がない。北朝鮮の対応も、先に危機があるから今解散、としますが、圧力をかけた先に危機が高まるなら、それは失敗ではないのか? 圧力をかけたら、解決に向かって先々は安全に向かうのではないのか? 言っていることが滅茶苦茶、この解散を言いかけるなら「国難突破解散」ではなく、「ボクちゃん愚か解散」とでもした方が、よほど的を射ているといえるのでしょうね。
」引用終わり
怒りは歌わないとね。
ではね、行ってきます。
はーい、ッ尋問は大成功でした。
で、夕方ラインを覗くと安西先生が夕方の絶景を送ってくれていました。
癒される!!
はーい、元気がよみがえります。 でも、今日は早く寝て、明日の朝、日の出を見ようっと。
どうもね、安西先生、ありがとうございます。
みなさん、またね。
おっと、怒りを忘れてはいけませんよ。 賃金の減少は、現政権のせいですから。
またねw