連休二日目 日曜日の朝から その1

 おはようございます。
 昨日は、大分市美術館にビートたけしの絵画展に行ってきました。
 こんな絵です。

 なんかなあ。  みんな、何を求めているのだろう。
 「アート」展って、ネーミングされていたけど、アートが芸術を意味するなら、あれは芸術ではないよ。 ガキの単なるいたずら書き。見に行った僕は、何を求めていたのだろう。 タケシ自体が、会場内にあったビデオコーナーのビデオで言っていた「自分にはデッサン力なんて無いのだからね、期待しないでね。 わざわざお金を払ってまで見に来てくれてありがとう。」ってね。

 うーん、才人であることを認めるのは吝かでない、と言うか、その通りなのですが、彼は絵画では二流も三流もなく、番外ですよ。
 映像でも、「その男凶悪につき」以上の作品はあるだろうか。
 まあ、そうゆうことですw

 その後は読書、&DVD。そして散髪ですw
 雨でしたので、夕方散歩は、省略。

 出色は、3点。
 先ずは、昨日紹介した本は、絶賛読書中です。  すごいわ、まったく!
 次は、デモクラTV本会議室での「八柏龍紀」の卓見です。  歴史学者との触れ込みだけど、あれだけの学識・識見にTVやネットで触れたのは初めてです。 明治150年と政府が言っていることに対するアンチとしてそんなに幕府の政策などが悪かったのだろうか、日米和親条約はむしろ関税などは日本に有利で、外交上の失策はなく、欧米列強の脅威も、明治政府が日清戦争で中国に勝ち、その弱体ぶりを暴露するまではそれほど深刻でなかったのではないか、だからこそ、明治の始め、岩倉具視以下政府の要人がごっそり欧米に視察旅行に出かけることが出来たのだ、戦争をすると軍隊がどうしても過剰に肥大するため、その消化が必要となるところ、西郷の征韓論の本質はそこにあったのだ等々です。  久しぶりに勝海舟や、小日本主義の嚆矢としての中江兆民が出てきましたね。  うん、注目すべき、歴史家、思想家です。  本物発見! 得した気分です。
 
 最後は、DVD。
 驚いた!「ビリー・リンの永遠の一日」です。

 イラク戦争の実質と、現実に戦争をするもの対銃後の無責任な人々との対比などが見事なまでに描かれていて、名作中の名作と評されるべき中国資本によるアメリカ映画です。 何故、アメリカ映画が中国の資本でできたかは、映画の中のストリーを追えば分かります。 全く、ドキュメンタリー映画を見ながら見事にみる者の思想性、立ち位置をあぶりだすのですから。  大したもんです。

 で、さて今日は? 後で、今日の予定などをお知らせします。
 先ずはここまでねw