明けましておめでとうございます。
それにしても、先の大戦の惨禍を経て辿り着いた平和憲法が、音を立てて崩れかねない様を目の当たりにするとは、つい最近まで思いもつかないことでした。
その主因は、近隣の諸国との島の領有を巡る緊張にあり、その原因の一つがそれらの国抜きで成立したサンフランシスコ講和条約にあるのですから、私達は歴史を学ばなければならないのですね。
この点については、ジョン・w・ダワー マサチューセッツ工科大学名誉教授らの「転換期の日本へ」(NHK出版新書423)を是非お読みください。
唯、僕らは、歴史の軌跡は、対立する思想間のベクトルの合成の軌跡であることも知っています。
だから、あきらめてはならないのです。
一方で、日常の法律業務に邁進し、大分県下各自治体における被害者支援条例の制定をやり遂げ、他方で大きな歴史の流れに対し、たとえ夢想家だと笑われても、反戦・平和の旗を掲げ続けす。
これが、僕の今年にかける覚悟です。
皆さんはどうですか。では また。どうぞ御自愛を。
平成29年 元旦
大分市城崎町2丁目1番5号
城崎司法ビル401
弁 護 士 三 井 嘉 雄
と言うことで、今年も相変わらず僕は僕でありますw
皆さんにとって良い年でありますように!