セッション(原題=Whiplash)見たよ。確かに大感動!

 すごい音楽映画でした。

 ぽん太のマスターご夫婦と常連客でピアニストのHさん絶賛の映画だけはありますね。
 素晴らしい。
 この映画評については、音楽にも映画にも素人の僕がとやかく言うことはできません。
 一番納得できた評のブログを紹介しておきますから、映画を見てから、評を読んでねw

 うん、少し動画もリンクしておきますね。 よろしく。

 邦題の「セッション」は確かにクソです。  映画のテーマを外しまくっています。
 やはり、原題の「Whiplash」=むち打ち(症)」がずばりで正解ですね。
 単にドラマーがむち打ち症になると言う隠喩としてではなく、主人公が鞭を打つようにドラマをたたくとか(ステックが血まみれはあるかもしれませんが、シンバルンが汗まみれのドラーマー映画は寡聞にして知りません。)、狂気の鬼教官が主人公の若き天才を叩くとか、その天才が反逆して教官を叩き返すとか、の隠喩と考えるべきです。
 ラストの9分19秒は多くの人が当然そうなるはずですが、そのラスト以外の場面でも、何か所か画面に行きずり込まれるようなシーンがあり、客観手に見ているはずの僕らの精神と感覚が画面に吸引され、没入し、痛みすら感じます。
 それにしても、映画史が書きかえられると予告編で紹介されますが、確かにラストの9分19秒は凄かった。
 エンドロールの出方といい観客が予想する一筋縄ではいかない構成が秀逸です。  見たらすぐに分かりますよw
 それと我ながらおかしかったのは、僕は高校時代に、上野に行った同級生の晶ちゃんに、彼の家で彼が買ってもらっていたドラムを使い、ドラムの最低の基本となる打ち方を習ったとき以外ドラムを打ったことはないのにもかかわらず、ラストのクライマックスでは、僕の右腕がドラムを叩くかのように何拍かずつ勝手にぴくぴくとずっとひきつりました。 驚いたなあ。あとで笑ってしまいましたよw  この映画は、それぐらい観客をあの世に連れていくのです。
 それにしても、音楽教師フレッチャー(J・K・シモンズ)の狂気が鬼気迫ります。  学生指導の際の罵倒は、「フルメタルジャケット」での鬼教官役と重なりましたが、こちらのほうが一層個性的で、その分評価は高いはずです。
 うん、自動車事故シーンも凄かったね。
 交差点で出会い頭にトラックと衝突するシーンなのですが、左ハンドルの運転席ドアにめがげてトラックが衝突し、横転するのですが、丸で実際ぶつけられたような感じのするシーンでした。 観客のはずの僕が、痛みと横転による目眩さえ感じる3D映画みたいで、驚くべきテクニックですね。

 はい、僕の「ラ・ラ・ランド」の余韻も、これを超えている同じ監督の音楽映画の鑑賞で、これにていったん終わりです。
 では、ハルキに没頭します。  またね。

 おっと、今朝は案山子さんと休日コース、1時間半の散歩で楽しみました。
 ただし、曇りにつき、朝日は断念。  その代わり、こんな画像を。

 大分川の手前岸、真ん中あたりの草がないところの黒点は、野生の雉です。やはり、スマホではあきませんかw
 その雉の生態を教えてくれるのは、案山子さんです。 しかし、彼は、手をパンと打ったり、バーンと叫んだりして、なんとまあ、悪童ですね。腕白ものめw

 それでも、宗麟大橋の袂の橋を横切るトンネル様になったところを歩いた際、僕がちょっと待ってと言って会話を遮り、トンネルの天井に向かって、「わお!」と叫んで響きを聞き、僕はトンネルの中を歩くときは子供のころからこんなバカなことをするんだと恥ずかしがりながら彼に言うと、案山子さんが、「実は自分もさっき通るとき、同じように大声を上げたよ。 その時歩いていた散歩者は、おかしい人と思っただろうな。」と言うので、二人で大笑いしましたw  ははははは、バカな僕らです。

はーい、あとは絵の展覧会に行って、法律相談を2件して、その後、一土こん会ですね。  はははは、また案山子さんと会える。ではね。 空は晴れてきました。  良い週末を。  またね。