深まる秋、朝日は告げる

 今日は、予報では朝10度を切るとのことでしたが、何とか10.5度でした。
 気合を入れて朝散歩をしました。 

 それではまず、昨日の画像などから。
 昨日の朝です。


 
 続いて、今朝の朝。

 まさに、秋深まるですね。

 さて、読書は、これを読了しました。

 司法試験の受験を始めてから、煙草の火を消したかが気になり、下宿を出て電車に乗って、池袋まで出て引き返して確認をしたことが何度もあります。
 それが弁護士になってからも、事務所を最後に出ると気になって、車で家のそばまで帰っていても引き返して確認を何度もするようになりました。
 当時は、「強迫神経症」と言っていましたね。 今はフロイト学説より進化して、「神経症」の言葉が取れ、単に「強迫症」と言うそうです。 で、この病態については、司法試験受験の後遺症と勝手に自分で言っていましたが。
 問題は、家族や親しい人を巻き込むことですね。大丈夫と言ってもらいたくて、「大丈夫だろうか」と聞くのです。
 聞かれた方は迷惑ですよね。 根拠のないことを聞いているのですから。
 はーい、そこで編み出した救済の念仏はこうです。「そんなに心配する人で、火を失した人はいない。」たったこれだけを言ってもらえば、たいがい治まりました。  軽症ではあったようです。
 この本は、こんな「強迫症」のメカニズムとそれに対処する方法が、ぎっしり詰まっています。  とても新書とは思えない充実した本です。   心あたりのある方には、お薦めですね。  このメカニズムを知ること=メタ認知がこの病を克服するスタートだとのことですので。 凄い本ですよ。
 え、今は強迫症に悩まされていないのかって。  はい、事務所で吸わなくなったので、このパターンは、無くなりましたとさ。  判決に対してくよくよすることは、今もありますが、これは正常反応でしょう、多分。
 どうぞ、心当たりのある方は、一読をお薦めします。

 さて、母が再度入院し、あまり状況はよくないようです。  今は、自分の出来ることをやっていくだけですね。
 ご心配をおかけしてすみません。  母も96歳ですからね。  昨日も、「大丈夫だからね」と自分から言ってくれました。  母は強いなあ。  僕も見習います。

 と言うことで、今週も、今自分のやるべきことをやっていきます。  ではまた。