原点に帰ることの大切な意味

 昨日11日には、大分被害者支援センター主催の講演会と、癒しのミニコンサートが、大分市内のセンターのあるアイネスビルの二階大会議室で開催されました。


 土三会の三銃士(若干ポンコツですがw)も久しぶりに同じ行事に揃い、鯉1号さんは、センタースタッフとして電気的技術面の中心技術者として活躍し、鯉3号さんは、ボランティアとして会場の片づけを率先して手伝ってくれ、カンパまでしてくれたよ。
 ご苦労様、ありがとうねw


 講演をされた方は、うら若い幼稚園教師をされていた妹さんを強盗殺人で殺され太犯罪被害者遺族のお兄さんで、被害者遺族の深い悲しみを、そしてマスコミや、裁判制度の中での被害者遺族が経験した二次被害の実態を、切々と語ってくださいました。
 裁判の法的手続きにおける遺影の持ち込み自体を抑圧されることや、その他裁判員裁判制度の中で、被害者の視点を欠いた裁判員に負担をかけないとのことを理由とした簡略化などのことなどは、実は弁護士による被害者支援活動の失敗と敗北の結果であり、その意味で、申し訳なかったです。
 とにかく、最後に遺族の気持ちとして、お母さんの俳句を紹介されましたが、娘を殺されたことの悲しみを押さえた句には、慟哭しかありませんでした。

 僕は、最後に閉会の言葉を述べる役だったのですが、最初の句を詠んだ瞬間、涙がこみ上げて、講師の方にちゃんとお礼を伝えられたか、申し訳ないことをしてしまいました。お許しください。

 とにかく、被害者支援の原点は、被害への深い悲しみにあり、これに対する共感が出発点なのだということを、僕に改めて思い起こさせ、確認させられた、大変有意義な講演でしたよ。

 初代かぐや姫のメンバーだった森進一郎さんの、変わらぬ美しい声でのコンサートは、ほんとにありがたく、癒されました。
ありがとうございました。

 原点に帰ること。はい、これを心にして、僕はこれからも被害者支援の道をとぼとぼ歩いていきます。  皆さんと一緒にねw

 はい、朝の散歩は、気温10度をきると、僕の場合心臓に負担がかかりすぎるので、健康第一の観点から、毎年冬眠と称して中止していますが、いよいよ今週から冬眠に入ります。
 その分、今日の夕方散歩では、画像をたくさん撮りました。
 以下、その紹介を。


 ではでは、今週も全力で頑張りまーす。またねw